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mononomikata2023

Feel度Walk in専修大学と対面キックオフ!

2023年6月17日、いよいよ念願のFeel度Walkを学生の皆さんと実施しながら、初リアルの会をしました。


前回にオンラインでキックオフした後、学生のみなさんが学校を作るとしたら何をしたいか、素晴らしい案を考えてくれていました。


どの案もとても良く、全部やりたいくらい!

しっかりとイメージを膨らませてくれてた上でこの日を迎えました。


会場は専修大学の神田キャンパス!



その中でも特に新しい校舎で実施。以前に北欧で視察した校舎のような、オシャレでコミュニケーションが生まれそうな空間の素晴らしい校舎。


いよいよ皆さんと対面しました。リアルで会えるのは本当に嬉しくて、テンションが上がりました。


早速、KTから簡単にFeel度Walkの説明がされて、早速歩きました。



「トイレマークの男性、端っこすぎて落ちそう」

「点字があった」

「なんだこれ?」

と、次々になんとなく気になるものが現れます。



ベランダに出て、ぼーっとしながら風景を眺めていると、ふと気づくこともありました。

あっという間に時間はすぎて、教室に戻ります。


戻ってからは、見つけたものの写真を見ながらスケッチしていきます。お絵描きなんて久しぶりという人も多い中、黙々と描いていきます。



まずは、描いたものそのものを発表。



何にも置いてなくて入ると光がつく謎の小部屋。

やたらと経年劣化してひとつだけ赤の塗装がはげた送水口。

一階にだけあった、疲れた感のあるエレベーターのマーク。

大きさも長さも色もバラバラでガタガタの点字ブロック。

エレベーター横にあって、どう考えても使うと邪魔になりそうなコンセント口。

地下鉄出口付近である部分だけ斜めになっていた点字ブロック。

ベランダで上から見た時にやたらと通ったオープンカー。

外のガードレールにあった鳥の羽か万年筆か分からないマーク。

階段に映り込んで、あみだくじのように見えた窓の枠の影。

踊り場にあって、発動しそうだけど押しても何もならなかったボタンみたいなの。


それぞれの視点で、その人らしい感性が現れた発見たちでした。


その後は、Feel度Walkを体験したみた事を俯瞰して感想を述べあいます。

今まで見えてなかった物が見えたこと、実は大学側が様々な配慮を学生にしていた事に気付いてこの建物が好きになったこと、発見に夢中になっていつの間にか10階以上を階段で移動できていたこと、小さな幸せを感じて心が落ち着く経験が出来たこと、などなど。それぞれ違う観点でありながら、新鮮な感覚を得たことは重なる部分が多くありました。



その後は、いよいよ「学校づくり」をどうしていくのかについて、話し合いました。

日程調整から、場所の検討から、そして何をして、何を届けていくのか。

既に事前に素晴らしいイベント企画案を多数考えてきてもらっていた中で、みんなで行きつ戻りつしながら、検討を深めました。



何をするかも大切だけれど、その時間を通して何を届けたいのか。

子ども達にどういう時間を過ごしてほしいのか。


その中で出てきたことはこれでした。


「イベントを通して形に残るものを。

 交流の時間を通して記憶に残るものを。」


そのコンセプトが出てきてから、判断がぐっと進み、するすると形になっていきました。誰かが言ったことを否定せず、受け止めながらさらに発展させながら。なかなか対面で会う機会もないので、粘り強く決められることは決め切って、今後動きやすくなるためのチーム編成も行って、完了!


すでに何かが生まれている感覚があります。このプログラムが終わるときには、ミラクルな何かが起こりそうな予感がしています。

これから色々なことが起こってくると思いますが、その全ての経験を一緒に味わっていければと思います。


by ゆっこ






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