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11/23(木・祝)焚火で繋がるWA!開催報告

  • mononomikata2023
  • 2023年11月25日
  • 読了時間: 4分

更新日:2023年11月27日

2023年11月23日 稲城の篭谷戸の森で、1dayちいきのがっこうの最終回のイベント「焚火で繋がるWA!」が開催されました。


ここまでの開催で、最初からずっとキーワードになっていた「交流」。

第二回を終えてみて、「交流とは、その場に一緒にいることが交流なんだ」ということに気付きました。その場で、一緒に何かに取り組んで、楽しさや嬉しさを交換し合う。何かについて話をするわけでなくても、そんな時間こそが交流だと気付きました。


そして、自分達自身が楽しむ大切さも見つけてきました。自分も一緒になって、肩の力を抜いて楽しんでいるとき、いつの間にかみんなも楽しんでいる。


だから、第三回は、自分たち自身が楽しむことをいっぱい盛り込んで、その時間を共有できるようにしよう、となりました。企画もぱっと決まり、告知も一発で素敵なものができました。ここまで迷って、考え抜いたことが、全て盛り込まれたような企画でした。


そして、当日。


本当に、わくわくのつまった焚火で、WAがあちこちに出来ました✨


いつの間にか初対面の親同士が、親と学生が、子どもと別の親が、そして子どもたちは思いっきり子ども達同士で。たくさんのWAが出来ました。


最初の挨拶。今日をどんな場にしたいのか、しっかり想いを伝えられました。自己紹介では学生たちらしい雰囲気で笑いとリラックスが生まれました✨


ファイアースターターでの火起こしにチャレンジ!あちこちで火がつきました!火起こし職人も生まれました(笑)。


ビー玉焼き。キラキラビー玉。割れたり、割れなかったりするのも面白い。


薪割りにも夢中に。


お芋、美味しくできたね❤


ソーセージでもWA!


差し入れていただいたポップコーン♪


最後の最後に笹を七夕&クリスマスをイメージして、飾り付け♪


火起こしに学生たちもやってみたかった焼き芋やマシュマロを楽しみ、参加者の方からもポップコーンや手作りシュトーレンの差し入れがあったり。予定していたビー玉焼きもキラキラお気に入りものも出来たし、レクリエーションも最後にやることができました。その場で生まれた新しい遊びもたくさんありました✨


予定通りに時間が進まなくても、その場流れを楽しみ、でもやりたいことを諦めずに盛り込んで、夢がいっぱいつまった時間になりました。


最後にはこんな光景が。はじめましての子ども達から信頼と希望にあふれるような一枚をゲストの方からいただきました✨


名残惜しく解散。まだまだ子供たちが周りで遊ぶ中で、今日一日とここまでの半年を振り返りました。


ゼロベースではじまった今回の企画。どうなるんだろうという不安もあり、絶対に何かが生まれるという確信もあり、行ったり来たりの中で、進んでいきました。もがく時間も多かったからこそ、やりきって得たものも多かった。


いつの間にか将来のためだけに自分の時間を使ってしまったり、

誰かの決めた枠組みの中でうまくやるやり方を学んだり、

誰かのために自分の心を押し殺してサービスしてみたり、

自分一人で分担した作業だけをこなしてみたり、


日常に流されていると、ついついそんな方向になってしまう世の中。


真っ白な世界の中で、何度も立ち止まりながら、意味や意義を考え、全体のことを考え、一人ひとりの事を考えて、チームで助け合いながら物事を進めていく。


そんな機会から生まれたものは、学生にとっても、私たちにとっても、貴重な経験となりました。


こんなにも自分から動けたことはなかった。

ネガティブな気持ちを吐き出せる場所が嬉しかった。

自分が描いた通りに進むことが全てじゃない、やってみたら大丈夫と思える経験をつめた。

分からない事は調べて、考えて、最後には保護者から来てよかったといわれて嬉しかった。

肩の力を抜きながら、他人と協力できる経験を積めた。もっとやりたい。

子どもを笑顔にできた経験は、プライベートも含めて心の支えになっていた。


必死でやってきたからこそ、何か自分を縛り付けていたものを、それぞれが手放せたような、そんな印象を受けました。


最初から打ち解けていたわけではない。

常に意見が一致するわけでもない。

誰もが毎回参加できるわけでもない。

そんな中で、それでも、「こうありたい」の希望を探し続けて、そこを目指して走ってきました。


運営側として今回企画をした我々も、こんな素敵なものが生まれてきたことが、とても嬉しかったです。


学生の皆さんや参加いただいた方々、今回の機会を提供いただいた方、場所を提供いただいた方、大学側のサポートなど、全ての皆さまに感謝の気持ちを申し上げます。


(文責:松木ゆう子)


 
 
 

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